それで選んだエントリーは「主従愛」について・・・です。(^^ゞ


恋人との愛、夫婦愛、親子愛、子弟愛、人間愛・・・と色々ありますが、この「主従愛」は普通の男女の愛情とは一線を画していると常々思っているんです。


私も当たり前ですがノンケの時期があり、恋人と愛を育んだこともあります。
恋人が居ながらにして主従関係を結んでいた時期もあります。
でももはやノーマルの恋愛関係には戻れそうもないんですよね。(^^;


それは主従関係の中にある「主従愛」を知ってしまったからに他なりません。


主従愛はどこか歪んでいます。変です。(^^;


でも以前も書きましたが、私の主従関係には嘘がありませんから、全てを信じれる安心感に満ち溢れているんです。
幼い頃の傷を今でも引き摺る私にとって、嘘がないことほど安心できる関係性はないんです。(^^ゞ


そして主従関係の中でのみ存在する「支配欲」なるものは、恋愛関係、夫婦関係であれば「束縛」という言葉に変換される悪い言葉になりますが、主従関係の中では「支配」という束縛とは全く意味が違うモノになります。
あくまでも私見ですが。


私は真性のサディストではありません(「ぷちサディスト」参照)ので、加虐で興奮はしますが、限界の先にあるモノ、コトを見せようとまではしてない気がしているんです。
そこが私の甘いところではあり、「ぷちサディスト」と名乗る理由でもあるのですが、ちゃんと相手を「観る」ことに注力していますし、心の声を「聴く」ことに意識が行っているんです。


私は幼い頃、母親から欲しかった愛情を貰えず、母親は父親ではない別の男性にその愛情を注いでいました。そしてその男性の子を産み、父親の子どもとして、私の弟として育てていきました。(^^;
「どうやったらこっちを見てもらえるだろう？」と幼い私は考え、母親と接していたような気がします。


そういう傷があり、私は心のどこかで女性というものを信じ切ることが出来ないまま大人になりました。(^^;
そして大人になってから、女の嫌な部分を何度も目にし、「やっぱり」とか「所詮女なんて・・・」みたいな感覚の中で年齢を重ねて行ったんです。


そうして飛び込んだSMの世界。
その中でも主従関係のあり方を知った時に、自分がずっと探していた愛のカタチを見つけた気がしたんですよね。
もちろん、SMという逃げ場所に逃げているだけかもしれないってことは、私もうすうす感付いています。(^^ゞ
でも「逃げる」ことが決して悪ではないと思っているんですよね。(^^)


我が侭とも思える言動が出来る相手。
そしてその我が侭を「嬉しい」という気持ちで受け容れてくれる相手。
私の全てを受け容れてくれ、そして私に対して全てを曝け出してくれる相手。


それを私は「愛奴」と思っています。


主従愛・・・私にとっては最高に心地いい愛情であり、安心できる場所であり、ゆりかごのような存在なんです。
「変だ！」と感じられても構いません。
「それは歪んでる！」と罵られても構いません。(^^)


私はこの世界の住人であることに誇りを感じていますので。(^^ゞ


拙い私のBlogにお付き合いいただき、2014年もお陰様で面白おかしい一年となることができました。(^^)
ありがとうございます。
2015年も今年以上に面白い一年にするぞ！と息巻いております。
2015年もお付き合いいただけたら幸いです。(^^ゞ


2014年大晦日　筆納めとして・・・。