中学生の頃からそういうシーンを頭に思い浮かべてはオナニーをしていたといいます。
そして大人になって自分の中に潜むマゾヒズムに気付いたみたいでした。


大学の頃に付き合った彼氏とのセックスはそれなりに気持ちよく、優しい彼氏に満足もしていたようですが、その頃もふとした瞬間に髪の毛を引っ張られ、頭を踏み付けられるシーンが過っていたと言います。
まさかそれを当時の彼氏には言えなかったみたいでしたが。


社会人になり何人目かの彼氏からプロポーズをされ、幸せの絶頂にいた時に私と出会ってしまい、目を見た瞬間「この人だ」と感じたそうです。
そして「この人の調教を受けないまま結婚しても、私はずっと後悔してしまう」と思い、私に打ち明けてきました。


この時には私がサディストだと確信はしていたと言いますが、ただ調教をするようなプレイをしているかどうかは確信が持てなかったみたいです。
なのに生まれて初めての自分からの告白が「私をM女として調教してください」だったわけです。


しかも結婚が決まっていましたので、期間限定。
フィアンセがいるにも関わらず、躯に痕が残ってもいいと言い、前述のカミングアウトをしてきたのです。
「私の中のM女の常識としてパイパンを命じたらどうする？」という問いかけにも、なんの躊躇もなく二つ返事で了承しました。(^^;





期間限定の調教が始まりました。


緊縛し鞭を打ち、念願の踏み付けをしてやった瞬間、悲鳴とともに「イ、イ、イキます」と声を張り上げイキました。
鞭と踏み付けだけでイクだなんて。
私の方が驚きとちょっとした感動で身震いしたほどです。
私自身、初めての経験でしたし。


全てが終わった後の台詞は今でもハッキリと覚えているくらい強烈でした。


「私をもっと変態にしてください」


続きます。