背中が大胆に開いた濃紺のドレス姿のホステス。
背もスラっと高く(ヒール効果)、手足が長く腰の位置が高い今風の娘のスタイル。
ヌーブラのお陰で何とか谷間は作っているものの、形はともかくとしてサイズは小さめの印象でした。
弱々しく微笑むその姿に、見た目とは裏腹に「ちょっと暗い子なのかな」という印象でした。


「スタイルいいし可愛い顔しているのに勿体ないな」そこに居た私たち全員の印象だったと思います。


お酒の席での会話というのは猥談と言われるエロ話が殆どです。www
たまにホステスさんにモテようとして小難しい話をしている人をお見掛けしますが、あれは完全なる逆効果。
一緒になって盛り上がれる猥談というのはまさに鉄板です。


私たちのテーブルもご多分に漏れず猥談で盛り上がっていました。
酔った仕事仲間の一人が「粋永さん(もちろんここは本名です)の趣味ってSMなんですよね」と話を振って来られました。
確かに親しい人たちにはカミングアウトしていますが、あまりおおっぴらには言ってなかったので慌ててしまい、「なんでご存知なんですか？」(趣味ではなくて人生そのものだけど)とそれを認める返答をしてしまったんです。(^^;


逆にそれが奏功してSM談義。
もちろん当たり障りのないカミングアウトでしたし、世間の誤解を解きながら「ペシペシやるのが好きなんですよね」って話のレベルを合わしていました。www


そんな中、横でただ頷いて微笑むだけだった美樹がこそっと問い掛けてきたのです。


「粋永さんは飼われたこと、ございますよね？」


こんな「飼う」なんてキーワードを遣って来る女性は、こちら側の人間だけです。
一瞬戸惑ってしまいましたが、

「ん？そうなの？」

「君はもしかして・・・？」

「主様が居るの？」

矢継ぎ早に質問をしてしまいました。(^^;

しかも小声でコソコソやっていたために、同席している仲間からは「抜け駆けしないでくださいよ〜」なんて言われながらも、訊かずにはいられなかったんです。


「過去に飼われていたことがありました」と衝撃の告白。


見た目とは全く違う自信のない話し方、遠慮がちに話す声の大きさ、伏し目がちなその表情。


「なんでもっと早く気付かなかったんだろう・・・」


そこからコソコソと話し続け、気が付いたら「延長どうされますか？」ももう三度目。(^^;


もっと話がしたそうだったので、「じゃあ、ここにメールして」とケータイのメルアドを名刺にメモして渡しました。
お店を出てお開きになり、一人でいつものバーにでも行こうとしていると、ケータイにメール着信が。
「まさかな」と思ってケータイを開くと彼女からでした。

そこには


「粋永さんとのお話だけで淫らに濡れてしまいました。ごめんさない」と何故か謝ってくる内容で、でもずっと改行マークが続いてて、下にスクロールしていくと「まだ飲まれているようでしたら、閉店後にご一緒できませんか？(>_<)」と書いていました。


隠れ家的なバーで合流したのは2時前くらいだったでしょうか。
カウンターに座り、カウンターの下ではミニスカートから覗く太ももに手を置いて話はより深いSMの話に。
生脚はしっとりと湿りを帯びていて、私が手汗を掻いているのかと勘違いするほどでした。
何度かトイレに立った彼女に「ちゃんと拭いてきなさい」と言うと、トイレの中からメールをしてきました。


「拭いても拭いても溢れてくるんです(>_<)」


「では私が拭いてあげよう」とだけリプライし、トイレから出て来る前に支払いを済ませました。
トイレから出て来た彼女の背中をそっと押してエレベーターの中に入るや否や私に躯を預けてきました。
私もその瞬間、ミニスカートの中に手を入れ、ショーツの上から割れ目をなぞると、拭いたばかりだと言うのにそこは生暖かく湿り気を帯びているのが分かるくらいです。


「あ〜っっっ」とため息のような淫靡な声を漏らし、その場にしゃがみ込んでしまいました。


時計を見るともう4時近くになっていました。
そのままタクシーを拾い私のマンションに。
シャワーを浴びる前に「躯を見せなさい」と告げると、何も躊躇せず「はい」とだけ。
ブラウス、スカートを脱ぎ、ヌーブラ、ショーツとゆっくりとではありましたが、次々に脱いでいきました。
今までのお店の自信のなさそうな動きとは全くの別物。
照れながらというよりは、ある意味脱ぐところを見せるのも当然とでも言いたさそうでした。





ピンっと上を向いた形のいいおっぱい、ウェストは適度にくびれ、脚は細すぎず太過ぎず。
モデルだけあってヘアは処理して薄いな〜と思ったら、なんとパイパンにしていました。
それを言おうとした時、察した彼女が


「私、永久脱毛をしているんです。以前の主様がないのがお好きでしたし、仕事でも毎回処理するのがんどくさくなって来て、それで・・・」と。


タイトル「モデルの秘密」というの理由は実はM女だった・・・などと簡単なオチではありません。


モデル体型というのは下腹もストンっと落ちて、女性特有の下腹ぽっこりがないスタイルのことを言うものなのですが、実は撮影をする時、「はい、本番！」という掛け声で下腹にキュッと力を入れて凹ませるんです。
反射的にキュッと。

モデルの秘密というのは、そういう意識をしない下腹はやっぱりぽっこりしていた・・・というのがモデルの秘密でしたというオチです。www
オチはそこにありますが、話はもうちょっと続きます。