好きなシガーを燻らせ、大好きなスコッチ(銘柄はボウモア)を口に含むと、自分の中のサディストスイッチがパチンっと音を立てて入るのが分かります。


先日、行き着けのシガーバーにふらっと一人で行きました。(結局行くんじゃん)
そこのバーのマスター、実はサディスト・・・ではなく、逆なんです。

そう、マゾヒスト。しかもバイセクシャル。

夜の水商売の業界では有名な話らしいですが、お客様の前ではダンディを気取ってます。www


彼との話は専らSMについて。
男二人がカウンターを挟んでコソコソとSM談義に花を咲かせるわけです。
しかも相手はマゾヒストのバイ。(^^;


でもこれが楽しいのなんのって。(^^ゞ


どうやって主さんに苛められたか・・・を詳細に話してくれるのですが、その主さんもバイセクシャルで男女の多頭飼いをされているんです。
実はまだ逢わせてくれないんですけどね。(^^;


そういう話をしながらのシガーとスコッチ。ダンディに決めるでもなく、常に笑っています。
前述のような格好付けた飲み方とは全然違う飲み方なのですが、これはこれでハマっていますね。


話が得意のあっちこっちになってました。(^^;


そのバーが珍しく一杯で、カウンターのいつもの席が空いてなかったのですが、一つだけ空いていた席に座りました。


(今日はバカ話もお預けだな)と思っていたら、彼が私に手首を差し出してきました。


「今日縛ってもらった縄の痕がまだ残ってるの」って。


(おいおい、私の右側には女性も居るのに何て会話を振るんだよ。同好に見られるじゃん)

と心の中で思いつつ、「へぇ〜そうなんだ」と適当に相槌を打ったのですが、彼は話を止めようとしてくれません。(^^;


「そう言えば彼はKY(空気読めない)の日本代表として日の丸を背負っていた逸材だったんだ」などと思いつつ、キョドっていた私を楽しむかのように話はどんどん深いところへ。
いつもはコソコソ話を楽しんでいたのに、今日はどうしちゃったの？って感じでした。(^^;


想像が付いた方もいらっしゃるかもしれませんが、私を挟んで座っていた紳士、淑女も同好の人たちだったというオチです。
しかも別々のカップルで、よく見ると私の右側の女性はチェーンこそ付いていませんでしたが首輪がしっかりと。
左側に座る紳士にもYシャツの下に確かにネックレスではないモノが・・・。(^^;


ん？私はM男くんとM女さんに挟まれて座っていたわけね。
しかもM男くんのパートナーは美人さん、M女さんのパートナーさんもそれなりの美人さん。
主は美人さんとそれなりの美人さん(察してください)。女王様ってやつですか〜〜〜。(^^ゞ
ここ、東京じゃありませんけど。
それなりに都会ですけど、大都会じゃありませんから〜〜〜。(^^;


(ここっていつからハプニングバーになっちゃったの？)
しかもちょっと変。(^^;
私がノーマルに見えてしまいました。


一人で行った私がバカみたいでしたが、そこからの話は大いに盛り上がったのは言うまでもありません。


シガーを燻らせながら、スコッチを嗜み、そしてSM談義に花を咲かせる。
しかも大いに咲かせる。(^^)


久々に明るいSM談義で今朝から腹筋が痛いくらいです。www


色気も何もない話ですみません。(^^;
全てノン・フィクション、実話です。